こんにちは! 守護神鑑定&占い◆白樺の騎士団です。
2月になりましたね!
今回から3回にわたって、夫婦神をご紹介します!
本日は、ヤマトタケル様とオトタチバナヒメ様の物語を一緒に紐解いていきましょう。
どんな神様?
【ヤマトタケル様】
◆日本神話の英雄神
◆武器は草薙の剣
◆日本各地を平定した

【オトタチバナヒメ様】
◆ヤマトタケル様の配偶神(妻)
◆ヤマトタケル様の東征に同行した
◆海神を祀る巫女を神格化した女神
※オトタチバナヒメ様の神様図鑑はこちら! オトタチバナヒメ様の正体を知りたい方はこちらをご覧ください。

ふたりはお互いに深く愛し合っていました。
次の項目では、ふたりの絆の強さがわかるエピソードをご紹介します。
ふたりの物語
ヤマトタケル様が、オトタチバナヒメ様や仲間たちと共に、東征に行ったときのエピソードをご紹介します。
走水の海(浦賀水道)を渡る際に、海峡の神が波を起こして行く手を阻みました。
「このままでは船が沈んでしまう!」
「海の神の怒りを鎮めるには、高貴な身分の人が身を捧げるしかない…」
みんなが困っていると、オトタチバナヒメ様はこう言いました。
「私がヤマトタケル様の代わりに海の中に入ります。ヤマトタケル様、どうかあなたの使命を全うしてくださいね」
水中に飛び込む前、オトタチバナヒメ様は歌を詠みました。
「さねさし相模(さがむ)の小野(おの/おぬ)に燃ゆる火の火中(ほなか)に立ちて問いし君はも」
(意訳:「相模の国で火攻めに遭ったときに私のことを気遣ってくれたあなた」)
この歌は、ふたりが相模で敵によって放たれた火に囲まれた際の思い出を詠んだものです。
オトタチバナヒメ様が入水すると、波は穏やかになり船は進むことができました。
それから七日後のこと。
オトタチバナヒメ様の愛用のくしが海辺で見つかったため、人々は御陵をつくり、そこにくしを納めました。
その後、ヤマトタケル様の東征は無事に成功。
帰り道の途中、ヤマトタケル様はオトタチバナヒメ様のことを思い出し、こう呟きました。
「吾妻(あづま)はや」(意訳:「わが妻よ」)
東国のことを「あづま」と呼ぶようになったのは、この呟きがきっかけだったと言われています。
白樺の騎士団は、この物語の続きを想像して、小説にしてみました。
興味がある方は、このページの5話をお読みください。

ふたりが祀られている神社
【神奈川県】
◆走水神社
◆橘樹神社
◆吾妻神社
【千葉県】
◆橘木神社
◆吾妻神社
【大阪府】
◆大鳥神社
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感想があれば、ぜひ送ってください。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。
守護神鑑定&占い◆白樺の騎士団でした!
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