おはようございます! 守護神鑑定&占い◆白樺の騎士団です。
昨日の神様図鑑(フローラ様の回)はいかがでしたか?
今週はフローラ様に関する記事を出していきます。
本日のテーマは「サクラソウの物語」!
サクラソウにまつわる神話や伝説をご紹介します。
ぜひご覧ください(*^^*)
パラリソスの悲恋【神話】
サクラソウにまつわる神話は下記の通りです。
フローラ様の息子・パラリソスは、とても美しい姿をしていました。しかしニンフ(妖精)との恋がうまくいかず、次第にやつれていきます。やがてパラリソスは命を落としてしまいました。失恋によって亡くなった息子を不憫に思ったフローラ様は、彼を春一番に咲くサクラソウに変えたと伝えられています。
悲しいお話ですよね…。
ちなみにサクラソウの英名「プリムローズ」は、パラリソスが語源だと言われています。
宝の城を開く鍵【伝説】
サクラソウにまつわる伝説は下記の通りです。
ドイツの小さな村に住む少女・リスベスは、病気の母のためにサクラソウを取りに出かけました。丁寧にサクラソウを掘り上げたリスベスの前に、突如妖精が出現。「おめでとう! 君は宝の城を開ける鍵を引き当てたんだよ」と言いながら、リスベスの周りを飛び回ります。妖精に連れられて宝の城にたどり着いたリスベスが、先ほどのサクラソウを鍵穴に差し込むと扉が開きました。城の中は色とりどりの宝石でいっぱいです。「ドアは20秒後に閉まってしまうから、宝石を取ったらすぐに戻っておいで」「わかったわ、行ってきます!」妖精の言葉に素直に従ったおかげで、リスベスは無事に城から出ることができました。「この宝石を売って、お母さんを病院に連れて行くわ」「それがいいね。優しい君の力になれてよかった。またね、リスベス」ふたりはそんな言葉を交わし、別れました。その後、適切な治療を受けたことによりリスベスの母の病は完治。親子でいつまでも幸せに暮らしたと伝わっています。
「宝の城の鍵=サクラソウ」という設定が面白いですよね!
ドイツらしいメルヘンチックなお話だなと思いました。
参考文献
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本日もお読みいただき、ありがとうございました。
守護神鑑定&占い◆白樺の騎士団でした!