こんにちは! 守護神鑑定&占い◆白樺の騎士団です。
今回は、夫婦神シリーズの記事の最終回をお届けします!
本日は、スサノオ様とクシナダヒメ様の物語を紐解いていきましょう。
どんな神様?
【スサノオ様】
◆嵐の神、風の神、暴風神、英雄神、防疫神、海原の神、鉄の神など
◆牛頭天王や武塔神と同一視されることがある
※スサノオ様の神様図鑑はこちら! スサノオ様のお姉様とお兄様の記事もあります。

【クシナダヒメ様】
◆出雲出身
◆稲作や水田、櫛と関係のある女神
◆「クシナダヒメ」という名前は、「奇し(くし)」or「櫛(くし)」+「稲田(いなだ)」+「姫(ひめ)」という3つの語から成り立っていると考えられている。
※クシナダヒメ様の詳細はこちら!
次の項目では、ふたりが結ばれるまでの流れを確認していきましょう。
ふたりの物語
出雲で泣いている老夫婦に出会ったスサノオ様は、ふたりに涙の理由を尋ねました。
「私たちにはもともと8人の娘がいたのですが、そのうちの7人は毎年この時期にやって来るヤマタノオロチ(大蛇)に食べられてしまったのです。この子も、きっと食べられてしまうと思うと涙が止まりません」
老夫婦は、そう言って娘(=クシナダヒメ様)を抱きしめました。
事情を知ったスサノオ様は、クシナダヒメ様を櫛に変身させ、その櫛を髪につけた状態で大蛇を退治し、その後、クシナダヒメと結婚したと伝えられています。
古くから、櫛には特別な力が宿ると考えられてきました。
櫛の「混沌の闇をきりひらき、自然の荒ぶる力を制御するパワー」によって、スサノオ様は自分の力を正しく使い、勝利を掴むことができたと言われています。
今回の記事は、いかがでしたか?
感想があれば、ぜひ送ってくださいね。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。
守護神鑑定&占い◆白樺の騎士団でした!
コメント