8/1はルーナサ◆実りの季節

季節の祭り

こんにちは! 守護神鑑定&占い◆白樺の騎士団です。

今回は、本日8/1に行われる祭り「ルーナサ」について書かせていただきます。

※この記事は、2020/7/29のnote2020/7/31のnoteをもとに作成しました。過去の記事より内容がパワーアップしているので、「上記の記事を読んだことがあるよ」という方も是非ご覧ください☆

ルーナサとは

ケルト穀物の収穫を祝うお祭りのことです。

毎年8/1頃に行われてきました。(年によって日付が変わることもありますが、今年のルーナサは8/1です)

ルーナサは、ケルトの太陽神・ルーと深い関係があると言われています。

ルーは穀物に宿り、豊かな実りをもたらしてくれるそうです。

祭りが生まれた当初は青りんごや麦でお祝いをしていましたが、時代が下がるにつれてパンでお祝いするようになりました。

パン以外にも、果物や野菜をお供えすることもあったようです。

この祭りは後に古代ローマ帝国にも取り入れられました。

ローマも無視できないほど、ルーナサは人々の生活に根付いていたのかもしれません。

ルーナサの別名①:「ラマス」

イングランドでは、ルーナサのことを「ラマス」と呼んでいました。

ラマスはシェイクスピアの戯曲『ロミオとジュリエット』にも登場するほど、有名な行事だったと言われています。(※)

※ジュリエットの誕生日がラマスのイヴ(前日)の7/31という設定。

ルーナサの別名②:「ハリエニシダの祭り」

別の地域では、ルーナサを「ハリエニシダの祭り」と呼んでいました。

ハリエニシダは太陽神・ルーのシンボルです。

ヨーロッパでは「黄色=太陽の色」と考えられているので、鮮やかな黄色の花をつけるハリエニシダからルーを連想したのかもしれません。

※画像はWikipediaより引用しました。

ルーナサの日にお見合いスタート?

古代ヨーロッパでは、ルーナサの頃にお見合いを始めていたそうです。

そのためルーナサは人生設計を考える大事な日だったと考えられています。

本格的な冬がくる前に家族を増やし、生活を安定させることが、厳しい環境で生き抜く術だったのかもしれません。

ケルト神話の英雄・ルー

ルーは様々な属性を持つ多才な神様です。

太陽神として光や豊穣をもたらすだけでなく、工芸や武術、詩吟、医術、魔術なども司っていると言われています。

武術では特にが得意で、ルーの槍はケルトの四秘宝の1つに数えられているとのこと。

あだ名は長腕のルー

「なんでもできるイケメン」という感じでかっこいいですよね(*^^*)

ルーはケルト神話のヒーローとして、物語の中でも大活躍!

神々からの人気はもちろん、人々からの人気も集めています。

地名の由来になったり、ゲームのキャラクターのモデルになったり…凄まじい活躍ぶりです。

ルーに関するnoteの記事はこちら

ルーの母は穀物の女神ーふたりの母

ルーの生みの親・エトネと、育ての親・タルティウは、ふたりとも穀物の女神

ルーナサの起源は、ルーとタルティウが登場する下記の神話にあるそうです。

タルティウは農地をつくるために、荒地を豊かな土地へと変えていました。しかし力尽き、タルティウは亡くなってしまいます。ルーは育ての母の死を悼み、その功績を後世に伝えるために祭りをすることにしました。その祭りがルーナサの始まりと言われています。

ルーナサの起源、いかがでしたか?

悲しいお話ですが、ルーのやさしさが表れた素敵なお話ですよね。

ルーナサの日の開運アクション

◆これまでに実った物事(成し遂げたこと、達成したこと)を振り返る

◆身近な人々や自然に感謝する

◆パンや焼き菓子など原料に麦を使った食べ物を食べる。または新鮮なフルーツや野菜を食べる。

あなたも是非、試してみてください(*^^*)

参考文献

ケルト 再生の思想 ハロウィンからの生命循環 (ちくま新書) [ 鶴岡 真弓 ]
価格:924円(税込、送料無料) (2021/8/1時点)楽天で購入

今回の記事はいかがでしたか?

この記事をきっかけに、少しでもケルト文化に興味を持っていただけたら嬉しいです(*^^*)

本日もお読みいただき、ありがとうございました。

守護神鑑定&占い◆白樺の騎士団でした!

タイトルとURLをコピーしました