ハッピーハロウィン! 守護神鑑定&占い◆白樺の騎士団です。
今回はハロウィンに関する過去の記事をまとめました。
ハロウィンの起源はケルトのサウィンという祭りです。
「ケルトって何?」、「サウィンってどんな祭りなの?」と思った方は、ぜひ覗いていってください☆
ケルトとは?
「ケルト」とは、紀元前800年頃に中央ヨーロッパに現れた集団を表す言葉です。
紀元前4世紀頃までにヨーロッパのほぼ全域に勢力を広げ、ローマ帝国に侵攻されるまで、長きにわたり繁栄を謳歌していたと言われています。
ケルトの人々は、大きな1つの国をつくらず、共通の言語や文化を持つたくさんの小さな部族に分かれて生活していました。
ローマ帝国により居住地を追われた後は、ブリテン島やアイルランド島に移住したと考えられています。(※一部の人々は、ローマ人と同化しました)
ケルト神話の愛の神・オインガス様
ケルトの人々は独自の神話を生み出しました。
第9回の神様図鑑でご紹介したオインガス様はケルト神話に登場する愛の神です。
ピンチに陥った恋人たちを助ける役目を持っています。
詳細をお知りになりたい方はこちらをご覧ください!
(イラスト:琥ルリけいこさん)
サウィンとは
11/1に行われるケルトの季節祭です。(※祭り自体は10/31の夜から始まるとのこと)
先祖や死者を供養するための祭りと言われています。
また、この日は冬の始まりの日であると考えられてきました。
サウィンからの半年間は「闇の半年」と呼ばれ、寒さの中で春を待つ厳しい時期と言われています。
大変な時期を乗り越えるために、生者と死者は手を取り合い、魂の交流を図ったのかもしれません。
サウィンからハロウィンへ
キリスト教がサウィンを取り入れて生まれたのが万聖節=ハロウィンです。
「全ての聖人が集まる夜」=「All Hallow Eve(オール・ハロー・イブ)」が訛ってハロウィンと呼ばれるようになりました。
万聖節の日には、キリスト教の聖人たちが現世に戻ってくると考えられています。
サウィンにまつわる神話「オインガスの夢」
ここで、サウィンに関する神話(「オインガスの夢」)をご紹介します。
タイトルからわかるように、主人公はオインガス様です!
↓あらすじは下記をご覧ください☆
ある日、オインガス様は夢の中で出会った女性に恋をしました。彼女の名前は「カエル・イボルヴェス」。湖で暮らし、1年おきに人間から白鳥に変身するという特殊な性質を持つ女性でした。オインガス様はカエルの父を経由して彼女に求婚しようとするも失敗。「正攻法でうまくいかないなら、白鳥姿の彼女をつかまえてプロポーズするしかない…」そう思ったオインガス様は、サウィンの祭りの日(11/1)に白鳥の姿のカエルに想いを伝えました。熱い求愛に心を動かされたカエルは、その場でオインガス様と夫婦になることを決意。オインガス様は白鳥に変身し、カエルと共に空へと飛び立ちました。ふたりは湖の周りを3回まわり、魔法の歌で3日3晩人々を眠らせた後、オインガス様の城(ブルー・ナ・ボーニャ)に行き、そこでいつまでも共に暮らしたと言われています。
「サウィンの日に告白」…、なんだか特別感があっていいですよね。
オインガス様が登場する神話は他にもいくつかあるので、気になる方はぜひ以下の記事をご覧ください(*^^*)
参考文献
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今回の記事はいかがでしたか?
それではハロウィンを思いきり楽しんでくださいね☆
本日もお読みいただき、ありがとうございました。