おはようございます! 守護神鑑定&占い◆白樺の騎士団です。
昨日の神様図鑑(ヘリオス様の回)はいかがでしたか?
今週はヘリオス様に関する記事を出していきます!
本日のテーマは、ヘリオス様の息子・パエトン様です。
一体どんな方なのでしょうか?
ぜひ本文をご覧になって、確かめてくださいね☆
パエトン様とは
ヘリオス様とクリュメネ様の間に生まれた子どもです。
パエトン様を産んだ後、母のクリュメネ様はメロプスという人間の王様と結婚しました。
そのため、なかなか父であるヘリオス様と会うことができなかったようです。
しかし、ひょんなことから、パエトン様はヘリオス様に会いに行くことになります。
詳細は次の項目をご覧ください。
悲劇的な最期
パエトン様がヘリオス様のもとへ向かったのは、「自分が太陽神の息子である」ということを証明するためでした。
友人のエパポスに「本当に太陽神の子どもなの?」とからかわれ、母のクリュメネ様にそのことを相談した結果、父のヘリオス様に会いに行くことになったのです。
「僕が太陽神の血をひいているという証がほしい…!」
パエトン様はその一心でギリシャへ旅立ちました。
久々に息子と再会したヘリオス様は、父としての愛情を示そうと思い、次のような提案をします。
「お前の願いを1つ叶えてやろう。なんでもいいぞ。最初に言った望みを実現すると約束しよう」
「それなら、父上の馬車を操縦させてください」
パエトン様の言葉を聞いて、ヘリオス様は自分が言ったことを後悔しました。
馬車をコントロールするのは難しく、まだ子どものパエトン様にはできっこないと思ったからです。
「あまり気が進まないが、”なんでも願いを叶える”と約束してしまったのだから仕方ないか…」
しぶしぶ、ヘリオス様はパエトン様に馬車を貸すことにしました。
ヘリオス様のアドバイスに従い、馬車を操るパエトン様。
しかし、徐々に馬に引っ張られてしまい、馬車を制御することができなくなってしまいました。
暴走した馬車は、天空や大地に被害を及ぼしていきます。
「このままではいけない…!」
天空からこの様子を見ていたゼウスは、パエトン様に雷を落としました。
馬車は無事に止まりましたが、パエトン様は亡くなってしまいます。
彼の遺体はエリダノス川に落ちました。
川のニンフ(妖精)たちは不幸な事故に涙を流し、悲しみのあまりポプラの木になってしまったと言われています。
いかがでしたか?
悲しいお話ですよね…。
パエトン様が生まれ変わって、いつか両親と再会できたらいいなと思います。
参考文献
ギリシア・ロ-マ神話事典 [ マイケル・グラント ] 価格:7480円(税込、送料無料) (2022/12/27時点)楽天で購入 |
世界神話辞典 [ アーサー・コッテレル ] 価格:6194円(税込、送料無料) (2022/12/27時点)楽天で購入 |
図説ギリシア・ローマ神話文化事典 [ 松村一男 ] 価格:4180円(税込、送料無料) (2022/12/27時点)楽天で購入 |
今回の記事はいかがでしたか?
次回もお楽しみに!
本日もお読みいただき、ありがとうございました。
守護神鑑定&占い◆白樺の騎士団でした!