こんばんは! 守護神鑑定&占い◆白樺の騎士団です。
9/23は秋分の日ですね(*^^*)
今回は古代ヨーロッパで秋分の日に行われていた祭りについて書かせていただきます!
その祭りの名前はマーボンの祭り。
ウィッカや魔女に興味がある方は、すでにご存知かもしれません。
それでは早速、本題に入らせていただきますね!
※本記事は昨年のnoteの記事をアレンジ+加筆したものです。気になる方はぜひnoteも覗いてみてくださいね☆
※秋分の日は年によって異なります。(2021年は9/23)
マーボンの祭りとは
秋分の日に行われていたケルトの祭りです。
祭りのテーマは「太陽がもたらしてくれた実りへの感謝」。
徐々に弱まっていく日の光を惜しみながら、古代の人々は厳しい冬を見据えて気持ちを引き締めていました。
祭りの名前になっているマーボンは、ウェールズ地方で信仰されていた狩猟を司る神様です。
なぜ秋分の日に祭りが行われたの?(騎士団の考察)
秋分の日は、春分の日と同様に昼と夜の長さが同じになる日。
つまり光と闇のバランスが完全につりあう日です。
この日を境に太陽の力は弱まり、月の力が強まっていきます。
また、人々が夏に受けた恩恵を糧に冬を乗り越えていく準備を始めるのもちょうどこの頃でした。
季節の境目・季(とき)の流れを教えてくれる秋分の日は、人々にとってとても大切な日。
古代の人々は祭りを行うことで、その日が持つ重要性を改めて認識しようとしていたのではないでしょうか。
ちなみにケルトの祭りは夏至や冬至などの季節の区切りに行われることが多く、自然のサイクルや生命の循環を祝うものがほとんどです。
秋分の日のマーボンの祭りもその中の1つなのだと思います。
「死者の国=西」は東西共通?
お彼岸シーズン(9/20〜9/26)にちなんで、ケルト人の死者に対する考え方を少しご紹介します。
ケルトでは、死者の国は西にあると考えられていました。(仏教の西方浄土の考え方と似ていますね)
亡くなった人の魂は西に向かって旅をし、やがて先祖や妖精・神々の暮らす国へとたどり着くのだそうです。
ちなみにマーボン(前述のウェールズの神様)は西にいると考えられています。
彼が司る狩猟が生き物の生死と関係があるため、死者の国がある西に鎮座しているのかもしれません。
参考文献
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本日の記事はいかがでしたか?
これからやって来る冬に備えつつ、季節の移ろいの美しさを感じてみてくださいね☆
本日もお読みいただき、ありがとうございました。
守護神鑑定&占い◆白樺の騎士団でした!