おはようございます! 守護神鑑定&占い◆白樺の騎士団です。
今回も前回に引き続き、ディアーナ様にちなんで月にまつわる伝説をご紹介します。
ぜひご覧ください(*^^*)
中国に伝わる月の伝説①
伝説の内容は下記の通りです。
后羿(こうげい)という弓の名人が、太陽を撃ち落とした功績によって、西王母という女神から不老不死の秘薬を授かりました。后羿の妻の嫦娥(じょうが)は、その秘薬をこっそりと服用します。すると身が軽くなり、そのまま月まで飛んで行ってしまいました。永遠の若さと命を手に入れた嫦娥は月に壮大な宮殿を建て、今でも優雅に暮らしていると伝わっています。
参考文献:白尾元理『月のきほん』(誠文堂新光社 2017年)
伝説によると、嫦娥はとても美しい姿をしているそうです。
この記事のタイトルの「月に住む美女」とは、もちろん彼女のこと。
ちなみにこの伝説には続きがあります。(続編は次の項目へ!)
中国に伝わる月の伝説②
伝説の続きは下記の通りです。
唐の玄宗皇帝は、仙人と月へ行く約束をしました。8月15日の夜、仙人が月に向かって桂の木の枝を投げると、枝が銀の階段に変身。2人はその階段で月に向かいます。月世界に着くと、たくさんの豪華な宮殿や舞台の上で踊る12人の美女の姿が見えました。そして宝石でできた大宮殿の中で、嫦娥と対面。彼女の美しさや月の世界の絢爛さに、玄宗は心底驚いたと伝わっています。
参考文献:白尾元理『月のきほん』(誠文堂新光社 2017年)
このエピソードでは客人を手厚くもてなしていますが、嫦娥は機嫌が悪いとガマガエルに変身して来訪者を無視すると言われています。
なぜガマガエルになるのかはわかりませんが、面白いですよね。
また、「8月15日に月に行く」という点が「竹取物語」と似ていて興味深いなと思いました。(「竹取物語」の場合は「8月15日に月に帰る」です)
※「竹取物語」の記事はこちらからご覧になれます。
参考文献
月のきほん ウサギの模様はなぜ見える? 満ち欠けの仕組みは? 素朴な疑問からわかる月の話 (ゆかいなイラストですっきりわかる) [ 白尾 元理 ] 価格:1650円(税込、送料無料) (2022/10/11時点)楽天で購入 |
今回の記事はいかがでしたか?
明日もぜひホームページに遊びに来てください(*^^*)
本日もお読みいただき、ありがとうございました。
守護神鑑定&占い◆白樺の騎士団でした!