女神が主役!ギリシャ神話より古い物語

古代ギリシャ

こんにちは! 守護神鑑定&占い◆白樺の騎士団です。

今回は、古代ギリシャの女神様(ヘラ様&アフロディーテ様)の物語をご紹介します!

ギリシャ神話が誕生する前に生まれたお話です。

女神たちの愛やパワフルさを感じてください(*^^*)

(この記事は、「古代ギリシャシリーズ」の第4弾です。第1弾はこちら、第2弾はこちら、第3弾はこちら☆)

天上から大地へ【ヘラ様の変身】

ヘラ様は、ギリシャの先住民に信仰されていた女神様です。

ギリシャ神話に取り込まれる前の、ヘラ様の物語を紐解いてみましょう。

もともとヘラ様は、天上界の水を管理する女神でした。しかし、天から地上を見下ろしたことがきっかけで、大地の女神に転身することにしたのだそうです。「人間の世界って、神の世界とは全然違うのね。でも嫌いじゃないわ。ここには永遠の美しさはないけれど、短い時間の中で輝く命って本当にすてき」ヘラ様は地上にある命に惜しみなく愛情を注ぎました。「命が尽きて、魂だけになった者たちも導いてあげないとね」その後、ヘラ様は冥界神としても活躍するようになったそうです。

いかがでしたか?

天にいた女神様が大地に降りてくるというのは、なんだかロマンチックですよね。

春が来ればまた会える【アフロディーテ様の愛】

アフロディーテ様は、東方からギリシャへやって来た女神様です。

ここでは、ギリシャ神話成立前から語り継がれていたアフロディーテ様のお話をご紹介します。

狩りの途中、アフロディーテ様はアドニスという青年と知り合い、やがてふたりは恋仲になりました。しかし、アドニスは野生動物に襲われて亡くなってしまいます。(そのとき、アドニスの血からアネモネの花が生まれ、アフロディーテ様の涙からイバラの花が生まれたそうです)アネモネの花は春が来ると必ず咲き、アフロディーテ様の心を慰めました。「アドニス、また私に会いに来てくれたのね!」アフロディーテ様は、アネモネにそう話しかけるのでした。

いかがでしたか?

実はアドニスの正体は植物神だと言われています。

つまり、ふたりは大地の女神植物神(男性)カップルなんです!

季節が巡れば、ふたりは必ず再会することができます。

植物は一度枯れても、時期が来ればまた花を咲かせるからです。

アネモネを見たら、ふたりの愛に思いをはせてみてくださいね。

もともとギリシャは母権社会

移民の影響で、ギリシャは父権社会になりましたが、その前は母権社会でした。

神話の主役女神で、女神が自分自身でパートナー(男神)を選んでいたと言われています。

男性の神様は、女神の陪神というイメージです。

日本にも、女性がリーダーの時代がありましたよね。(卑弥呼、壱与 など)

母権制女性リーダーには、今の世界を変える大きなヒントがあると思います。

女性たちが本来の輝きを取り戻す日が少しでも早く来てほしいと願わずにはいられません。

参考文献

下記のページと同じ参考文献を使用しています。

・アフロディーテ様「違いがあるから、つながれる」

・ヘラ様「流れ着いた場所で幸せに生きる力」

本日もお読みいただき、ありがとうございました。

守護神鑑定&占い◆白樺の騎士団でした!

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